|
2008-06-11 Wed 21:58
雨で犬の散歩にいけない日が来ることを見越して本屋さんで本を三冊購入。
このあいだ図書館で借りて読んだ伊坂幸太郎が面白かったので。 借りて読んだのは「魔王」 嵐の大野さんがドラマ「魔王」をやる話だとばかり思ったら、あれは韓国ドラマのリメイクなんだそうな。 こちらは純粋に日本が舞台の日本のお話。 コミックも出ています。 カリスマを持った政治家に引き込まれていく人々と、そんな波に乗り切れなくて昔のドラマ「冒険野郎マクガイバー」の中のセリフ、「考えろ、考えろ」をつぶやいて、自分の答えを導き出そうとする主人公。 ちょっと政治風味のこの物語に特殊な能力が登場していてストーリーを不思議なものにしてるけど、特殊能力はそんなに大事ってワケではない。超能力対超能力の対決も、この原作よりもコミックの方が工夫が生きていて際立ってます。でも超能力が目立っても、作者のテーマが光るわけではないので、超能力に対するこの微妙な扱いが大事なのかも。 超能力があるから目立たない一介の青年と政治家に接点が生まれる。 それだけのための超能力だと思います。 超能力より何より、世論やカリスマに流されず、それでいいのか?って考えようとする主人公の思考の方が重要で、敵にとってはそここそが危険な『能力』だったようです。 私たちの日々のニュースでも、マスコミが先導しようとしてるな〜と思っても色々な方面、色々な思惑があって、振り返ってみて、そう言うことか、と思い当たることさえ、どこからかの誘導だったりする。 自分で「考える」って難しい。 でも時折、う〜〜ん、ってうなりたくなる言葉がちらほらあって伊坂さんの作品は好きな方だと思います。 今日買った三冊もじっくり腰を落ち着けて散歩行けない日に読んでみます。 「死神の精度」 「オーデュボンの祈り」 「重力ピエロ」 |
|
| Atmosphere |
|

